請願が総務委員会で審議・・「憲法9条守れ」「核兵器廃絶」に関する3本
6月12日、総務文教常任委員会で3つの請願審議が行われました。紹介議員になっていたこともあり、請願者と一緒に傍聴しました。
核兵器禁止条約の日本政府の署名と批准を求める意見書を提出すること
(請願者:原水爆禁止熊谷協議会)
反対討論は小林議員と林議員(公明党)。主な理由は、核を保有している国は貴重な核兵器を手放すことはないと考えられる。ルールを守れない国がすぐそばにいるし、日本は核の傘に守られているのが現状だ。日本が入ることで、橋渡しをするどころか要らぬ対立を生む。
[結論] 継続審議の提案があり、全員継続審議に賛成
日本国憲法第9条の改定を行わないよう国に意見書を提出すること
(請願者:新日本婦人の会熊谷支部)
海外で戦争することを許さず、日本国憲法を生かすことを求める意見書を提出すること
(請願者:安保法制を廃止し立憲主義を回復する埼玉12区の会)
この2つの請願は3月議会からの継続審議で、一度に審議された。反対討論は小林議員と林議員(公明党)。主な理由は、自衛隊と米軍の駐留が日本の平和や安全を支えてきた。自衛隊を明記するのは賛成。自衛隊の違憲、合憲の議論を終了すべき。
[結論] 国会で審議中なので、結論を出さない方がいい、という理由で継続審議が提案され、小林議員、他は継続審議に賛成。
なお、3つの請願に対し賛成討論は、大山議員(日本共産党)腰塚議員(立憲民主党)が行いました。
ここをクリックすると記事の転載元が表示されます。
(「桜井くるみ日本共産党熊谷市議ブログ」6月13日付より)