「梅雨空に『9条守れ』の女性デモ」 公民館だよりにやっと掲載へ
暮れにうれしいニュースが舞い込んできた。9条俳句、掲載!
大宮区の公民館では、公民館で活動する句会で優秀と認められた一句を公民館だよりに掲載していたが、2014年6月に女性が詠んだ俳句、「梅雨空に『9条守れ』の女性デモ」が優秀と認められたにもかかわらず、掲載されなかった。公民館側の理由は「世論を2分する内容であり、公平性、中立性を害する」「公民館の意見と誤解されてはいけない」という事だった。1年後、さいたま市を相手に、女性が提訴し、地裁、高裁、最高裁と進み、すべてさいたま市が負けた。
今の日本は、現政権に反するような発言をしたら、なんだか白い目で見られる。句会の中で最もよいと評価を受けたのだからいいはずなのに。もし、現政権を応援する内容だったらすんなり掲載されたのではないか、と憶測する。
自分の意見を持つことよりも素直に従う事を美徳とする日本。学校・社会教育の現場が上ばかり見るようではいけない。今回のような一つ一つの行動が、民主主義を守っていく。ありがとうございました。
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(「桜井くるみ日本共産党熊谷市議ブログ」1月6日付より)