一般質問 「議会など附属機関に議員が入ることについて 」
3月議会が終わりました。ほっとしています。まず、一般質問の報告1回目です。
議会など附属機関に議員が入ることについて
行政の民主化の観点から地方行政に住民の意思を十分反映させる、行政が複雑化・高度化していく中、専門的な知識、技術を導入する目的で、審議会等附属機関が置かれている。熊谷市では、平成25年時点で50の機関であったものが現在は76機関と増えている。
これまで、簡素にして効率的な組織づくりが必要であること、附属機関は執行機関の判断を追認する御用機関であり、隠れみのとしているのではないか、職員や議員が参加するのは好ましくない、という指摘もあった。熊谷市は、これらの意見を受け、平成18年に「附属機関の設置及び運営に関する指針」を作っている。
議会は二元代表制の独立した機関であることを踏まえると、附属機関に議員が入ることは最低限にとどめるべきではないか、と考える。今回は、議員に焦点をあてて質問した。
現状について
①76の審議会等のなか議員が選出されている審議会等は・・31
②議員が会長や職務代理に就いている審議会等の数は・・18
③議会に議案として提案される課題に対し審議する場合は議員を選任しないとあるが・・選任している例がある。
④「議員を選任する場合は、2人以内」とあるが、3人以上の議員を委員とする審議会等は・・平成29年4月1日現在で5つ。
⑤一人の委員が兼務できるのは4以内とあるが・・現在、4を超える審議会等に選任されている例がある。
今後について、
⑥見直しは行うのか・・審議会等は、市民の参加を基本とした協働のまちづくりを進めていくうえで大きな役割を果たすほか、専門的な知見や多様な意見の反映といった効果もある一方、組織の肥大化や行政責任の曖昧化といった批判もある。今後も、指針による見直しを適宜行い、審議会等の効率的で有効かつ適正な運用に努めていく。
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(「桜井くるみ日本共産党熊谷市議ブログ」3月23日付より)