実家に帰って
福岡の実家に8月初めに帰った。弟家族と暮らしている両親だが、90歳と86歳で要介護と要支援。弟たちが5日ほど家を開けるというので、父をショートステイにと話が持ち上がり、父が凄い剣幕となった。私が2泊し、近くに住む母の妹に泊まってもらうことで落ち着いたというわけだ。3日間だけだがやっと親孝行ができたかなと思う。
今の状態でもし2人きりだったら、ヘルパーをお願いするのだろうか。いや、今の母の様子だと受け入れられないだろう。歩くのが困難な母だが酒屋の店番が母の生活スタイルというか生き甲斐だ。どこでもアルコールが売れるようになってからお客は激減し、今や1日に2人、3人のお客さん。お客がゆっくり出ていく母の動きに合わせてくれる。田舎でよかった。父も圧迫骨折をしてからトイレに苦労し、まわりにも迷惑をかけている。それでも、デイケアでリハビリし、オムツも受け入れ、自分でできることは!と頑張っている姿に涙がでてくる。
私のまわりには親の介護で多くの時間を費やしている人や見守っている人が多いが、そのことで高齢者が自分らしく暮らせるとしたらなんて素晴らしいと思う。介護保険の改定がまたおこなわれるが、両親の暮らしを支える制度であってほしい。
ここをクリックすると記事の転載元が表示されます。
(「桜井くるみ日本共産党熊谷市議ブログ」8月8日付より)
コメント(コメントは非公開です)