今週の日曜版から 8月13日号
[1面]憲法は“夢の形見”
戦争で亡くなった人たちは
きっともっと生きたかった
俳優 加藤剛さん
違憲重ねる安倍首相 憲法語る資格ない
作家 中島京子さん
終戦から72年。今年の8月15日は、安倍晋三首相が憲法9条を改憲し、2020年の施行をめざすと公言する中で迎えます。戦争と平和、憲法への思いを俳優の加藤剛さん、作家の中島京子さんに聞きました。
生きていることそのものに意味がある
相模原殺傷事件1年
全盲ろうの東大教授 福島智さん
「津久井やまゆり園」で入所者19人が元職員に殺害された事件から1年が過ぎました。全盲と全ろうの重複障害がある福島智・東京大学先端科学研究雨センター教授に聞きました。
[日曜ワイド]南洋の島 壮絶地上戦
サイパン・パラオ・フィリピン 居留日本人が犠牲に
国に被害者救済の責任
塩かけ泥まで食べた
南洋訴訟原告団長 柳田虎一郎さん
国策移住者、見捨てた大本営
南洋訴訟原告団長 瑞慶山茂さん
「南の楽園」と人気のサイパンやパラオ。島々は45年8月15日に終結した第2次世界大戦で戦場となり多くの日本の民間人が巻き込まれました。
文学と科学の幸福な調和
『完訳 ファーブル昆虫記』完結
フランス文学者 奥本大三郎さん
フランス文学者の奥本大三郎さんが『完訳 ファーブル昆虫記』(全10巻20冊)の最終巻を出しました。
[ひと]ドラマ「黒革の手帖」主演 女優 武井咲さん
松本清張ドラマ「黒革の手帖」(テレビ朝日系)に史上最年少の23歳で主人公・元子役に挑戦します。
[2面]核兵器禁止条約に背向ける首相
被爆者「満腔の怒り」
「反対するなら政府変える決意」
7月の国連会議で採択された核兵器禁止条約に背を向ける安倍晋三首相に批判が広がっています。
[4,5面]無反省の内閣改造代えるべきは安倍首相
疑惑隠しに躍起 総選挙で民意問え
市民と野党の共闘で政権追い込む
上智大学教授 中野晃一さん
疑惑や異論を敵視する傲慢な姿勢に国民の怒りがふきあがり、内閣支持率が急落した安倍晋三首相。危機打開を狙い内閣改造をしましたが、メディアは「内閣改造 効果見えず」(「朝日」7日付)と報じる状況です。上智大学教授の中野晃一さんにも話を聞きました。
[6,7面]禁止条約を力に核なき世界へ前進を
原水爆禁止世界大会
私たちの手で条約にサインする政府を
日本共産党 志位委員長のあいさつ
全米市長会議も条約歓迎
全国西部諸州法律基金事務局長 ジャッキー・カバソさん
英国の過半数 核更新反対
CND副議長 ハンナ・トゥエッデルさん
NATO諸国の条約参加を
IPB共同議長 リサ・クラークさん
核兵器禁止条約を力に、核兵器のない平和で公正な世界を-。今年の原水爆禁止世界大会は、同条約が7月に採択された直後に開かれる画期的な大会です。
[11面]一人で抱え込まないで
性被害ワンストップ支援センター拡大中
人生丸ごと踏みにじる性暴力
SARC東京理事長 平川和子さん
望まない性的な行為は性暴力です。性暴力を受けた時、心身のケアを丸ごと支えるのが、各地に広がりつつある「性犯罪・性暴力被害者支援のためのワンストップ支援センター」です。
[10's20'sYモード]胸高鳴る映画の現場
「隣人のゆくえ」キャスト・スタッフは中高生
ミュージカル取り入れ 地元の空襲の歴史たどる
中高生がスタッフ、キャストの映画「隣人のゆくえ」がこの夏、公開されます。製作したのは、梅光学院中学校・高等学校の生徒です。
[21面]たび
日ごと色が違う
自然湧出泉の湯
長崎・雲仙温泉
[健康らいふ]関節リウマチに新薬
前と変わらない生活可能
国立国際医療研究センター膠原病科診療科長
金子礼志さん
関節リウマチの治療が新しい薬の登場で治療法が大きく変わりました。診断と治療の最新情報を国立国際医療研究センター膠原病科の金子礼志診療科長に聞きました。
[33面]ヒアリ 各地で発見 猛毒外来種
正しく知って正しく対処
日本社会性昆虫学会日本地区会長
琉球大学教授 辻 和希さん
南米原産で強い毒を持つ「ヒアリ」が各地で見つかっています。ヒアリの特徴や対処法を、国際社会性昆虫学会日本地区会長の辻和希さんに聞きました。
[35面]自民選挙に職員を派遣
加計学園に重大疑惑
強制なら公選法違反も
神戸学院大学教授 上脇博之さん
「加計学園」が学園ぐるみで自民党国会議員の選挙応援をした疑いが浮上しました。神戸学院大学教授の上脇博之さんにも話を聞きました。
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シーマ(地区ホームページ通信員)
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