埼玉県議会が原発推進の意見書を上げたことについて
昨年12月の埼玉県議会で、議員提案で「世界で最も厳しい水準の規制基準に適合すると認められた原子力発電所の再稼働を求める意見書」というのが可決され、国にあげられました。このことについて、あちらこちらから抗議が上がっています。
福島第1原発の事故から6年半が経過したけれど、今故郷に帰ることができずにいる人たちがいて、原発事故、放射性物質が外部に放出されるとそれを抑える手段は存在しないのは明らかです。被害は、空間的にどこまでも広がる危険があり、時間的にも将来にわたって危害をおよぼします。
12月14日広島高裁は、伊方原発について、原子力規制委員会が、新基準に基づき適合としたことを不合理だとして、運転差し止めを命じる決定を出しました。賛成した議員はこのことをどう理解しているのでしょうか。
「原発いやだ!熊谷の会」としても抗議の声を上げようと相談しています。
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(「桜井くるみ日本共産党熊谷市議ブログ」1月6日付より)
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