23、24日一泊二日で多摩住民自治研究所主催の「議員の学校」に参加しました。場所は東京西国分寺にある「都立多摩図書館」のセミナールーム 公園に囲まれた静かな中にあります。立派な建物です。図書館もない町の議員としては、複雑な気持ちです。
参加のきっかけは、9月議会で豪雨災害について質問したことです。「人権思想にもとづく防災政策の理念と実際」というタイトルで、大災害の時代の「治山・治水」政策と自治体防災政策の理念と実際を学びます・・・とありました。
一日目・・・宮城県女川町長 須田善明氏が講演しました。
女川町の被災の現実と7年間の歩み 復興まちづくの方針・計画 人口減少のもとでも活力を維持し続けられる町、減少しても大丈夫という町づくりを目指している。
二日目・・・岡山県議会議員 須増 伸子氏の講演
「西日本豪雨災害の現場から」 被災者に寄り添って 倉敷市真備町は西日本豪雨災害で51人の人がなくなりました。川の決壊。早くから国土交通省河川事務所に川の整備を毎年要望活動を行ってきたが、予算がないなどとやろうとしなかった。また、平成の大合併で真備町のことを知っている職員がいなかった。洪水の実態が認識できていない。そして、大災害が起きてしまった。
現場報告のほかに
「阪神淡路・東日本大震災の教訓と減災復興政策」 室崎 益輝氏
「土砂災害防止法と都市計画・自治体防災計画」 中村 八郎氏
「憲法にもとづく地方自治体の防災政策の原則」 池上 洋通氏
むずかしい講義もありましたが、勉強になりました。
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(「常山知子日本共産党皆野町議ブログ」10月25日付より)