父と母
夏に続いて、福岡の実家に帰りました。父が「最近何倍も食べるようになった」という母の電話口の話に「認知症が?」と脳裏を走ったからです。
しかし、そんなことはなく、排便・排尿の失敗に『洗濯が大変』という思いがあったからでした。食べれば出ますから。父も母も押し車で移動しているので、失敗した父が『申し訳ない』と掃除をしようとしてかえって周りを汚し、失敗した洋服やシーツの下洗いをする母はうまくできないことにイライラするのです。結果、「そんなに食べるな」「また着替えるのか」と母の小言が多くなり、父も弟たちは毎日不快に思う・・・そんな様を見てきました。
お嫁さんはとっても良くしてくれているのだから、はじめから「悪いねえ」と言ってやってもらえばいいのに、自分ができなくなったことを受け入れられればいいのに・・私は遠くで、何もしてあげられないし・・悲しくなりました。
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(「桜井くるみ日本共産党熊谷市議ブログ」2月8日付より)