熊谷市、出張所の廃止に疑問と反対の声
熊谷市では、行政改革の一環で「公民館内で住民票などを発行する出張所の機能を廃止する」こと、「江南・大里行政センターで、土曜日は住民票発行を中止する」方針を出し、説明会を行いました。吉岡公民館での説明会では、9名の参加。
・・マイナンバーカードを使いコンビニで証明書がとれるというが、カードを市民の1割しか持ってないのに、9割を切り捨てるのか。個人情報流出が心配。しかも、高齢者が機械を使いこなすのは大変。コンビニもつぶれることがある。車で移動できない人にとってはサービス低下だ。交通網の充実を図ってほしい。・・・など意見が出されました。
熊谷市では、一方で、公共施設の床面積を43%なくす計画を立てています(公共施設アセットマネジメント計画)。熊谷市を5つの地域に分け、それぞれに一定の機能を残す(作る)ことを基本計画に盛り込んでいる中で、住民票の発行を単純に廃止するのはどうなのか、という疑問が残ります。人口が少ない周辺部は、「利用が少ない」という理由でほとんどの機能がなくなってしまうのでは、という危機感もあります。
玉井や久下では、再度説明会を開くよう市に申し込んでいると聞いています。9月議会に出張所を廃止条例が出る予定ですが、皆さん、このままでいいですか!
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(「桜井くるみ日本共産党熊谷市議ブログ」7月2日付より)